モール型ECサイトに出店する際にかかる費用とは

ろん
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スマートフォンを持つのが当たり前の時代になり、ネット通販で買い物をする人が急激に増加しました。その影響で、ECモールに出店したり、自社ECサイトを設けて通販を始めた店舗も増えています。

そこで、モール型ECサイトに出店する際にかかる費用をまとめました。

モール型ECサイトとは

モール型ECサイトとは、Web上のショッピングモールのようなもので、複数の店舗が商品を販売しているECサイトのことを言います。

(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなど)

その中で、「テナント型」と「マーケットプレイス型」の2種類に分けられます。

「テナント型」とは

出店することを言います。販売したい店舗がスペースを借りて、商品を掲載するタイプなので、店舗の個性を出しながら販売をすることができます。出店には、出店料と手数料がかかります。(楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)

「マーケットプレイス型」

出品することを言います。店舗が販売したい商品を掲載するタイプなので、店舗の印象は残りにくいです。出品には、手数料がかかります。(Amazonなど)

出店・出品にかかる費用

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonで出店にかかる費用をまとめました。

楽天市場

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楽天市場は、会員登録数が1億1,590万ととても多くの方が楽天市場で買い物をしているので、集客力がとても高いです。また、サポートが充実しており、商品がより売れるように情報を提供してくれます。

下記は出店にかかる費用の項目です。

月額出店料 / システム利用料 / システムサービス利用料金 / 決済サービス利用料金 / 初期登録費用

楽天市場は、1年契約プラン3ヶ月契約プランがあります。1年契約プランの「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」と、3ヶ月契約プランの「ライトプラン」の4種類の出店プランがあります。出店プランによって、月額出店料とシステム利用料が異なります。

YAHOO!ショッピング

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Yahoo!ショッピングは、自由に外部リンクを設置できることから、商品ページからホームページにアクセスすることが可能になるので店舗をよりPRすることができます。また、電話でのサポートが無料なので、費用をかけずに安心して販売することができます。

下記は出店にかかる費用の項目です。

初期費用 / 月額システム利用料 / 売上ロイヤリティ / ストアポイント原資負担 / キャンペーン原資負担 / アフィリエイトパートナー報酬原資 / アフィリエイト手数料

初期費用、月額システム利用料、売上ロイヤリティが無料なので、商品によって販売できない期間は料金を払う必要がないのがとても魅力的です。費用を抑えて販売したい店舗におすすめです。

Amazon

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Amazonは、利用者数がとても多く、ECサービスの中で国内最大の集客量を持っています。

下記は出店にかかる費用の項目です。

基本料 / 配送料 / 販売手数料 / 成約料(メディア商品のみ)

出品する際に、「小口出品者として登録」と「大口出品者として登録」の2種類のプランがあります。「小口出品」とは、毎月商品を49点まで販売する人に向いており、「大口出品」とは、毎月商品を50点以上販売する人に向いています。大口出品で登録すると、特別な機能が利用できるようになったり、オプションサービスがつくので、Amazonは大口出品を推しています。

月額費用シミュレーション

目標月商:500万円

予想客単価:5,000円

商品ジャンル:日用品

を想定して楽天市場と、Yahoo!ショッピングで月額にかかる費用のシミュレーションをしてみました。

楽天市場 月額費用シミュレーション

予想客単価:5,000円

【結果】

がんばれ!プラン...555,750円

スタンダードプラン...435,750円

メガショッププラン...435,750円

ライトプラン...480,750円

YAHOO!ショッピング 月額費用シミュレーション

・ストアポイント原資負担:1%

・アフィリエイトパートナー報酬原資:1%

・入金サイクル:月1回

【結果】

合計金額 278,182円(税込293,500円)

となりました。

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