miChecker (エムアイチェッカー)のインストール方法

らら
らら

はじめに

社内で、Javaでつまずいてる人がいるようなので・・・

社内用です。

miCheckerインストール

下記より、miChecker_vX.X (zip形式圧縮ファイル、約XXMB )をクリックしてダウンロードします。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/michecker.html

michecker

上記は、インストラーがないので、zipを解凍したら

michecker

miChecker\miChecker_v3の中にmiChecker.exeがありますので

お好みでショートカットなど作成してください。

michecker

上記のままでは、Java版マイクラと同様に動作しません。

Javaのインストール&確認

Javaアプリでは、使用するJavaアプリによって、Java実行環境のバージョンと32ビットか64ビットか指定されてものをインストールしないと動作しないものがあります。

miCheckerも同様で、

miChecker を利用するためには Java 64bit 版 Version 17 の実行環境が必要ですと記載があります。

動作環境はこんな感じ....

Java実行環境:Java 64bit版 Version 17

michecker

いろいろソフトをインストールしている場合、すでにJavaが入っている場合があります。

DOSプロンプトを起動して

Windowsメニュー→Windowsシステムツールの中にあります。

java -version

なにか表示された場合、versionが「17」であれば問題ありません。


C:\Users\ユーザー名>java -version
openjdk version "17.0.7" 2023-04-18
OpenJDK Runtime Environment Temurin-17.0.7+7 (build 17.0.7+7)
OpenJDK 64-Bit Server VM Temurin-17.0.7+7 (build 17.0.7+7, mixed mode, sharing)

Java がインストールされていない場合には次のようなメッセージが表示されます。

'java' は,内部コマンドまたは外部コマンド,操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして

認識されていません

Javaがインストールされていない場合

AdoptiumからJava 実行環境の導入する場合

https://adoptium.net/temurin/releases/

Windowsを選択して、x64を選択して、JREを選択して17を選択します。

michecker

msi版では、Javaをインストールできますが・・javaの自動アップデートなどでバージョンが変わってしまうので

zip版を落とすことでそういった問題を解決できます。

michecker

ダウンロードしたZIPを解凍して

下記のディレクトリ名jdk-17.0.7+7-jreをjreへ名前を変更します。

michecker

ディレクトリ名を変更したものをmiCheckerを解凍した下記にコピーします。

michecker

これによって、javaの自動アップデートなどで動作しなくなることはなくなります。

すでにインストールしている場合。上記を行えば、msiでインストールしたものをアンインストールしても問題ありません。

miCheckerを起動する

Java導入後、miChecker\miChecker_v3の中にmiChecker.exeを起動します。

下記が表示され、下記のアドレス入力欄にチェックしたい、URLを入力して、移動ボタンをクリックします。

michecker

音声ユーザビリティのタブを選択してスピーカーマーク(アクセシビリティ検証・音声ユーザビリティ)をクリックします。

michecker

アクセシビリティ検証・音声ユーザビリティ結果

michecker

次にロービジョンシュミレーション

ロービジョンタブをクリックしてめがねをクリックします。

michecker

ロービジョンシュミレーション結果

弱視、色覚異常。白内障の疑似確認ができます。

michecker

ロービジョンシュミレーションの設定は下記から変更できます。

michecker

設定内容

michecker

注意

miCheckerは、すべて自動でチェックしてくれるツールではありません。。

別途、カラー・コントラスト・アナライザー、Nu Html Checker、NVDAスクリーンリーダー、edge chromeのlighthouse、開発ツールの問題点

開発ツールの問題点の画面

michecker

miCheckerで警告・エラーは再度コーディングなどで修正を行い、手動で確認する場合別途他のツールを駆使してチェックする必要があります。

目視で確認など・・・

miCheckerからHTMLバリデーションを起動する

下記のHTMLアイコンをクリックします。

michecker

HTMLを判断してNu Html Checkerかw3c Markup Validation Serviceへ飛びます

michecker

ワークシート.xlsx

miCheckerにはワークシート.xlsx(エクセル)が準備されています。

miChecker_v3\2_手順書\ワークシート.xlsx

これは、音声ユーザビリティの下記のフロッピーディスクマークで保存したCSVを使用できます。

ロービジョンはできません。

michecker

michecker

ワークシートのCSVを上記でダウンロードしたものに貼り付けします。

michecker

CSV添付用

michecker

ダウンロードしたCSVをコピーする。

michecker

張り付けた内容

michecker

貼り付け後のワークシート

タイプのセルとmiChecker評価結果を確認してタイプ問題あり、評価結果の件数を確認して問題ありはつぶして

手動確認は確認する感じになります。

確認方法は。ワークシートの番号のセルでGXXとかFXXとかリンクがあるのでリンク先で確認できます。

michecker

これで、1ページ分のチェックとなります。

これを40P以上ある場合はランダムで40Pを確認する必要があります。

ホームページでウェブアクセシビリティ試験の結果など公開する場合、このワークシートページ分を判定して集計した結果を表示します。

確認は下記から・・

ウェブアクセシビリティ基盤委員会

https://waic.jp/docs/jis2016/compliance-guidelines/202104/

引用

総務省

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/michecker.html

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