Movable Type 6でサイト移設

らら
らら

はじめに

Movable Type 管理画面のツールのバックアップと復元を行った時のメモです。

今回も、SQLのダンプがない状態だったので・・・以前ブログに書いたWordpressの記憶が・・・

操作

同一のMovable Typeバージョンをインストール

インストール後、phpmyadmin等で下記のテーブルを空にします。

削除だけだと、以前のblog_idが保持されているのでphpmyadminの空にするによってシーケンス番号を初期化します。

mt_template

mt_template_meta

mt_blog

mt_blog_meta

mt_entry

mt_entry_meta

mt_category

mt6_import002.png

開発環境に作業用でPlesk環境で移行して、まず、Pleskでつまづく・・

Plask12でパッケージソフトの復元機能でエラー

記事はこちらから
https://www.omakase.net/blog/2021/10/plask12-error.html

インポートファイル内の置換

Movable_Type-xxx-xx-xx-xx-xx-xx-Export-1.xmlの中身を変更する

ドメインの置き換え、ウェブサイトパスの置き換え

ドメインが異なる場合。http://xxxxxxxを一括変換で、導入するドメインに置き換えます。

あと、ウェブサイトパスの絶対パス /var/www....ってやつも移転先に合わせます。

pleskだと。/var/www/vhosts/ドメイン名/って感じになるので置き換えをします。

これは、SQLダンプでも同様です。まったく、同じドメイン、ウェブサイトパスに移行する場合は必要ありません。

専用サーバーも/var/www/vhosts/ドメイン名/形式にしておくと、pleskに移行が楽そうだなぁ。。

インポート操作

上記を設定後、Movable Typeバッツクアップzipがアップできたので実行してみた。

また、Movable Typeでは、Movable Typeフォルダー内のimportにzipの内容を解凍したものを置いておき

Movable Type 管理画面の復元でファイルを指定せず、実行することによって、import内にアップしたものを復元できます。

なので、Plaskでアップロード制限がかかっている場合。こちらで作業ができます。

importにファイルを置くメリットは、Movable_Type-xxx-xx-xx-xx-xx-xx-Export-1.xmlファイルを直接編集してUPでOKです。

処理完了後は。このフォルダー内は削除されるので、注意が必要です。

インポート完了

復元実行後。。。。テンプレートが2個あるやん。。。

mt6_import001.png

確認作業

確認すると・・・blog_idとか、ずれてるやん・・・・

筆者は、よく下記のように、blog_idをMT言語でよく使用します・・・

他のブログIDからテンプレートモジュールを呼ぶ方法


<mt:include module="テンプレートモジュール名" blog_id="呼び出すブログID">

他のサイトのウェブページを呼び出し


<mt:Pages blog_ids="他のサイトのID" id="指定のウェブページID">
<$mt:PageBody$>
</mt:Pages>

上記を使用している部分。。。全滅でした。。。

Movable_Type-xxx-xx-xx-xx-xx-xx-Export.xml内容をみてみる・

idはあっているが、id順にならんでいない。。前回のWPと同じか・・・・

xmlの行の順番に番号が振られるみたい。。。


<website id='1' allow_comment_html='1'...
<website id='4' allow_comment_html='1'..
<blog id='2' allow_comment_html='1' ...
<blog id='3' allow_comment_html='1' ...

上記を順番を変えてやってみたところ、blog_idのずれは直った。。

でも、削除した記事とか、飛び番号になっている・・・・

ダミーつくってやって、インポート後削除するのか・・・・・・・


<website id='1' allow_comment_html='1'...
<blog id='2' allow_comment_html='1' ...
<blog id='3' allow_comment_html='1' ...
<website id='4' allow_comment_html='1'..

エントリ(WEBページ)も飛び番号だったり、ID順じゃなかったりする・・


<entry id='5' allow_comments='1'
<entry id='8' allow_comments='1'
<entry id='12' allow_comments='1'

飛び番号だと

id 5 が1

id 8 が2

id 12 が3

になります。。

テンプレートは、同じIDのものが重複されてxmlの中にあった・・

ブログIDも同じで。なにが違うんだろ・・・・


<template id='220' ...
<template id='220' ...

Pleskでちょっとセキュア・・

Plesk触っていて、専用サーバーでよくやってたことができるかな。。ってテストしてみた。

FTPで接続したとき・・

ここに、mtフォルダーとmt-staticおいて。できるんじゃ・・・

mt6_move_002.png

mtフォルダーとmtフォルダーからmt-staticだけ移動。

要は、mtフォルダーだけcgiを許可して、個別にmt-staticも制限ができるように。。

また、mt-staticを名前変更したい場合は、ここの記述で変更すれば問題ありません。mtフォルダーを名前変える場合も同様です。

mt6_move_003.png

まず、mt-config.cgiに下記を追加・修正

xxx.xxxx.xxxは、pleskで作成したドメイン名

mt,mt-staticフォルダー名前変えた場合、変えたもので設定です。

mt-config.cgi


CGIPath        /mt/
StaticWebPath  /mt-static/
StaticFilePath /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/mt-static
BaseSitePath   /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/httpdocs

Pleskの設定でApache & nginx 設定のApache 追加ディレクティブ

mt,mt-staticフォルダー名前変えた場合、変えたもので設定です。

HTTP 用追加ディレクティブ

HTTPS 用追加ディレクティブ


  Alias /mt/ /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/mt/
  <Directory /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/mt/>
    AllowOverride None
    Options       -Indexes +FollowSymLinks -MultiViews +ExecCGI
    AddHandler    cgi-script .cgi
    Require all granted
  </Directory>
  Alias /mt-static/ /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/mt-static/
  <Directory /var/www/vhosts/xxx.xxxx.xxx/mt-static/>
    AllowOverride None
    Options       -Indexes +FollowSymLinks -MultiViews
    Require all granted
  </Directory>

mt6_move_001.png

mt.cgiの名前を変更する。

mt.cgiを変更後、mt-config.cgiに下記を追加します。

mt-config.cgi


AdminScript 変更したファイル名.cgi

設定できました。httpdocsフォルダーはMovable Typeで生成されたものだけになりました。。

さいごに

結局、今回は、飛び番号(削除データ)が多すぎ来て、並び替えと、ダミーレコード作成するのが大変なのと、ダミーレコードの削除もあるので。。。

SQLダンプもらえる感じなので・・・・・plesk phpmyadminついてるし・・

ECCUBE、wordpress,Movable Typeどれも、ソフトについているインポート・エクスポートが正しく動いたという感じがないのは・・・わたしだけ?・・

普段、サーバー移転は、サーバー担当、サーバー業者さんにお願いしているので・・難しいですね・・w

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Wordpressの引っ越し

記事はこちらから
https://www.omakase.net/blog/2021/09/wordpress-move.html

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