Movable Type 7で仮想サイト

らら
らら

はじめに

Movable Type 7でplesk環境のサーバーで、1つのMovable Typeで複数のドメインを管理するときのメモ

1つのサーバでpleskで仮想サイトを作成している場合のメモです。

また、別会社のドメインなど同居する場合には、セキュリティの面で問題があります。

デザインが同じでグループ企業などの製作する場合、1つの管理画面で新着など共有ができるので便利かと思います。

方法

mt-config.cgiに下記を定義します。pleskの場合は、/var/www/vhosts/となっているはずなので。下記とします。


BaseSitePath /var/www/vhosts/

MTで新規サイトを作成します。サイト→新規

サイトパスを設定します。

ここでBaseSitePathを変更すると、デフォルトが/var/www/vhosts/になると思います。

設定していない場合は下記のようになっていたと思います。

/var/www/vhosts/インストールしたドメイン名/web

ここの設定で下記のようにいれます。

/var/www/vhosts/あたらしくpleskで作成したドメイン名/web

このままだと、パーミッションが書き込みできませんとエラーとなるので

ssh等で、インストールしたドメイン名のフォルダとwebのフォルダーに書き込み権限を与えます。0777

注意)ここでパーミッションの書き込みを許可してしまうと、その他のFTPアカウント、別ドメインからのWEBから書き込み権限など

可能になってしまいます。他の仮想サイトがすべて、自分(会社)の領域であれば問題ありませんが、1つのドメインがhackされて

しまうと、パーミッションを設定したドメインも被害に合う可能性があります。

WEBサーバーの設定により、解決する場合もあるのサーバ担当と相談してください。

mt-staticなど使用している場合は、同じものをFTPでアップするか、シンポリックリンクを張るなどの対応で問題ないかと思います。

フォームなどのプラグインの場合は、別途対応が必要になります。

テンプレートモジュール

ヘッダー・フッダーなど共通にしたい場合、別サイトがテンプレートモジュール化されていれば、下記の設定で他のサイトのテンプレートモジュールから読み込みが可能です。


<mt:include module="モジュール名" blog_id="共通にしたいサイトID">

最後に

この方法では、Movable Typeでは、1つのライセンスの判断となります。別途仮想サイトにMTをインストールする場合は、テストサイトでも別途ライセンスを購入する必要があります。

関連記事